2014 地形学野外実験A

11月22日~24日,地形学野外実験A「伊豆新島・大島巡検」が行われました.
学類2年生やG30所属の学生などが参加し,総勢40名ほどの賑やかな巡検となりました.
現地の天気予報は,出発数日前まで曇りや雨だったのにもかかわらず,開催3日間は穏やかに晴れ続けるという奇跡にも恵まれました.(なぜでしょうか…?)

初日は,新島南部を歩きました.見晴らしのよい場所から周囲を眺め,島の地形の特徴をつかみ,形成プロセスを考えます.


南部の海食崖の一部が見えています.水平の層構造が確認できたでしょうか?


典型的な陸繋島の地形で締めくくり.


夜は,歩いたルートと見えた地形を地形図上で確認し,そこから新島火山の発達プロセスについて考察しました.
10 km以上歩いた疲れをつゆも感じさせないほどの活発な議論がなされ,松岡先生も感心されていました.



2日目は,新島東岸の羽伏浦(はぶしうら)からスタート.透き通る青い海を背に,海食崖の地層を観察しました.ベースサージの理解が深まったでしょうか.



船で大島へ.船上からは,昨年10月16日に台風26号による記録的大雨で発生した土石流(泥流)の跡がみられました.現地では,その土石流(泥流)の原因となった斜面崩壊の発生過程に関する自身の研究について,地形学分野4年の竹田くんが概要を紹介してくれました.


大島南部の海岸地形と地質について,説明を受け,考えているところ.
新島との違いについて,理解が深まりました.


 最終日は,三原山登山を通して,溶岩のつくる地形に触れました.


歩いて,見て,考えるのを繰り返したことで,きっと地形学全般に関する理解も深まったことでしょう.
ぜひ,これからも,その習慣を大切にしていってくださいね.
3日間お疲れさまでした!