スイスで山岳永久凍土研究のシンポジウム

2月4・5日,スイスのシオンで開催されたTEMPS (the Evolution of Mountain Permafrost in Switzerland) プロジェクトの総括シンポジウムに,ゲストスピーカーの1人として池田が出席し,
富士山の永久凍土研究について紹介してきました。

初日は,プロジェクトで博士号をとった若手研究者と,招待された海外研究者の研究発表。2日目は,プロジェクトを主導した研究者と,山地の安全管理を請け負うコンサルタントによる一般向けシンポジウムがありました。2日目の公用語は仏語と独語で,池田はお手上げでした。

その後,シオン近くの山域で,雪に埋まった永久凍土観測サイトの巡検(スキー登山)に参加。


資料を片手に解説しているのが,案内者のDelaloye博士。
博士の後ろに観測中の岩石氷河があります。

天気に恵まれていて,立ち止まっていてもさほど寒くありませんでした。
ただ歩くだけなら3時間のコースを,たっぷりディスカッションをして7時間かけて行きました。
宿泊先は,写真の山頂の裏にある快適な山小屋です。

下の写真,左の測器は,岩石氷河の流速を自動観測しているGPSアンテナです。


2日目はスキーを楽しみます。
まずは小屋から一滑りして,写真中央右の小ピークに登ります。


そしてピークの肩から中腹の集落に向かって滑降開始。


池田にとって,ゲレンデ外の新雪滑降は10年ぶり。
まあ体のかたいことかたいこと。


 それでも,ずばらしい眺めのなか贅沢な経験をさせてもらいました。