筑波大学地形学分野では、様々な地形のダイナミックな変化を、とくに地形プロセスに注目した詳細な野外観測と室内実験によって明らかにしています。

新刊「山岳科学」

スッタフの松岡が他3名の方と編集した教科書「山岳科学」が刊行されました。
 
全16章で,山を様々な学術的視点(文・理,基礎・応用)でどう捉えるか,
その基本を解説した平易な教科書です。
地形分野スタッフは,4章「山岳地形」を執筆したほか,
1章「山岳の形成」3章「山岳水循環」にもたずさわっています。 
 
なお,表紙もすてき,です。ぜひご覧ください。
 
1/22追記 地学雑誌最新号の書評でとり上げていただいていました。

2020年度地形学野外実験A 福島・栃木の凹み地形

11月25日~27日に地形学野外実験Aが行われ、地球学類2年生13名が参加しました。 今回は福島県と栃木県の多数のジオサイトをバスでめぐり,様々なタイプの凹み地形について学びました。 

  初日には、いわきの岩石海岸や阿武隈のカルスト台地、郡山の丘陵の凹み地形を観察しました。 あぶくま洞では、石灰岩地域に特有な地形である鍾乳洞や鍾乳石がみられます。 

  2日目には、磐梯山の山体崩壊によるカルデラ(悪天候のため見えませんでしたが)と流れ山、南会津の中山風穴と塔のへつり(ノッチ)を見学しました。 中山風穴付近では、風穴の仕組みについてアイデアを出して皆で考えました。 

  3日目には、鬼怒川の龍王峡や日光・華厳の滝、大谷観音と資料館を巡りました。 龍王峡では峡谷の形や露岩の観察を通して、河川の侵食作用を学びました。 

  残念ながら天気には恵まれませんでしたが、コロナ禍で制限の多い中、宿泊を伴う長距離のバス巡検で、充実した時間を過ごせたのではないでしょうか。 

お疲れ様でした! 

文・写真:TA(篠原)

【変更あり】2020年夏季実施の大学院入試

新型コロナウイルス感染拡大防止のために、8月期入試は10月に変更されました。

1)募集要項 公開中(願書受付 9月1日~9月18日)
2)学力検査 10月15・16日
3)TOEFL iBT Special Home Edition を8月期入試の英語外部試験の選択肢として追加
          ※ 同テストは、実施団体がコロナ関連の特例として、当面9/30まで実施予定。
4)9/13実施のTOEIC利用時の注意点が 
  【大学院募集要項】ページ  https://www.ap-graduate.tsukuba.ac.jp/ 
  に載りました。そちらもご確認ください。
   ※実施団体によると9/13TOEICは満席にて受付を終了

*地球科学学位プログラムの院試の最新情報や過去問は地球環境科学領域ウェブサイトにて公表されています。
*山岳科学学位プログラムについては こちら をご覧ください。

受験を検討中の方は,本ウェブサイトのスタッフページをご参照のうえ,
電子メールでお気軽にご相談ください。

(7/3更新 7/13再更新)

令和元年度卒業の日

感染症拡散防止のために式は中止になりましたが,卒業生・修了生は
証書を受け取るために2週間の健康観察・活動自粛等を条件に集まりました。


もちろんドアも窓も全開でけっこう冷えていますが,みんな元気です。

ごく短時間でしたが何とか直接祝福できてよかった,おめでとう!

日本地形学連合2019年秋季大会

日本地形学連合2019年秋季大会(1189日開催)で、スタッフ・学生が以下の発表を行いました。

口頭発表
1, Interannual fluctuation in surface velocity of a small rock glacier with thinning permafrost over two decades (Atsushi IKEDA, Norikazu MATSUOKA)

2, Timing and rate of rockglacier advances since lateglacial period in Mattertal, Swiss alps, reconstructed by the TCN dating (Takaya KIZUKI, Atsushi IKEDA, Norikazu MATSUOKA, Yuki MATSUSHI)


ポスター発表
1, Migration of channel heads by heavy rainfall events in two granitic mountain basins, western Japan: Implication for predicting location of landslides (Tsuyoshi HATTANJI, Ryuya KODAMA, Daichi TAKAHASHI, Yasushi TANAKA, Shoji DOSHIDA, Takahisa FURUICHI)

2、 電気探査による斜面土層構造の推定―筑波山の花崗岩斜面における事例―(吉原直志、八反地剛)

3、山口県防府市剣川流域における1次谷堆積物の年代測定―埋没土壌と表層崩壊の関係について―(河野孝俊、八反地剛、古市剛久、土志田正二、田中靖)

2019年度地形学野外実験A 伊豆巡検

91720日に、地形学野外実験Aを実施しました。
今回は伊豆半島で海岸地形と火山地形を学びます。

野外実習前半では海岸地形について学びます。
石が集まってできた海岸(礫浜)に来ました。
陸側には、海風で運ばれた細かい砂が堆積して丘のようになっています。
奧にはトンボロ(陸繋砂州)が見えます。
なぜこのような地形ができたのか,学生の皆さんが真剣に考えています。

スイス巡検2019

今年もスイス巡検(地形学野外実験B)が行われ,地球学類3年生15名と大学院生3名が参加しました。今年の日程は7/22~7/27でした。


地形学野外実験Bをスイスで実施するのは,2019年度が最後となります。
次年度からは国内で開催されます。

最後のレポートは例年以上に力作が多かったと思います!