院生の研究活動

新年度になって1ヶ月以上過ぎて、博士前期課程1年(M1)の研究活動も始まりつつあります。また、5月はそこまで暑くならないため、野外調査が活発になる時期の一つでもあります。
そんな野外調査の様子をいくつか紹介します。


上の写真は長野県南部に位置する木曽駒ヶ岳です。まるで、アウトドア用品店の宣伝に使えそうな雄大な景色であり、とても印象的でした。ここで、設置機材の回収や積雪深の観測を行いました。


山口県中部に位置する秋吉台の写真です。石灰岩の石柱(ピナクル)や、ドリーネなどの起伏のある地形がカルスト地形の特徴をよく示しています。ここでは、ドリーネ内でレーザー測量機を用いて測量などを行いました。日差しが強烈で、なかなか苦労したようです。


伊豆大島の写真です。2年前の豪雨による崩壊現場に、前年度に引き続いて水文観測用の機材を設置しました。遠景からの写真ですが、崩壊現場にブルーシートが設置してあり、復旧工事が進んできてあることが改めて分かります。

最近では、毎週のように誰かが調査に出掛けております。野外調査は大変ではありますが、行ってみれば必ず貴重なデータととても楽しかった経験が手に入ります。後輩さんも、ぜひ一緒に来てみてください!