霞ヶ浦巡検2015

地球学実験(地球学類1年生向け)の1回分として,古生物分野と合同で霞ヶ浦へ巡検を行いました。


場所は大学からバスで1時間くらい移動した、美浦村の陸平(おかだいら)貝塚付近です。霞ヶ浦の向こうに筑波山が望めて、とても風光明媚な所です。





写真上で立っている低地と背後の台地の形成時期の違いについて、八反地先生が説明しています。実際の地形を見ることで、教室で聞いた概念的なことがより分かるのではないでしょうか。


昔の地形図と現在の様子を比べてみると、湿地(ヨシ原)が減少したことが分かり、人為的な土地利用の変化が改めて分かります。



古生物分野の方では、台地を形成する成田層群について講義しています。熱心に露頭や産出する貝化石のスケッチをまとめていました。

今年も天気に恵まれていてなりよりでした!