北茨城巡検・研究紹介


10/16183日間と、11/8103日間、北茨城地域(高萩市)の巡検・調査に行ってきました。少し遅くなりましたが、その内容について紹介したいと思います。

今回の巡検は、院生と年生はもちろん、年生にも参加してもらいました。河川の流路発生点についての調査と地震性の崩壊地についての調査でした。

河川の流路発生点については、地質の異なる2つの山地に入り、河川の始まりの場所である流路発生点(現在もしくは過去の湧水ポイント)を探し、その地点での地形や水質の計測を行いました。


流路の発生点は山の奥深くにあるため、道のないところを藪をかき分けながら進んでいったり、急斜面を上ったり下ったりしながら進むので大変なのですが、慣れてくると結構楽しいです。






地震性の崩壊地調査については、
東北地方太平洋沖地震による崩壊地の調査を行いました。

今回は、崩壊地周辺の測量を行いました。


崩壊地はこのようにかなり急斜面ですが、開けているので、意外と眺めが良いです。


巡検というよりも調査がメインでしたが、手伝ってくれた3年生のおかげで、データを得ることができました。