JpGU2018ほか学会発表

先日,開催された日本地球惑星科学連合(JpGU)2018年大会にて,
昨年度までの卒論をもとにした以下の3件の発表がありました。 

付加体堆積岩山地における表層崩壊の発生条件
―2014年広島豪雨の事例―
(吉原)

多雪山地亜高山帯の火山性台地上における湿原と森林の指交関係の成因
(榎本)

砂粒子を用いた氷河堆積物・崩壊堆積物の判別可能性の検討
―スイスと日本の山岳地の事例―
(布施)

また,3月に修士を取得した今村は2018年日本地理学会春季学術大会にて,

三国山脈平標山における雪食裸地の侵食深と侵食プロセス

という発表をしています。

今年度からスタッフの八反地が,
JpGUの地形学セッション(日本語,英語)の筆頭コンビーナを務めています。
また,津波堆積物セッションの筆頭コンビーナは篠崎です。

地形学セッションでは,スタッフが以下の発表をしました。

氷楔形成縁辺域における氷楔破壊発生の年々変動
-スバルバールでの12年間の観測総括-
(松岡) 

Evolution of an earth flow controlled by gully incision in the Mangaehu Catchment, North Island, New Zealand
(Parkner) 

Contrasting patterns of rainfall-induced and earthquake-induced shallow landslides in granitic mountains, northern Ibaraki Prefecture, Japan
(八反地)

また,山岳地域の自然環境変動セッションに池田が招待され

日本列島の永久凍土環境
―富士山頂の凍結融解プロセスからわかること―

という発表をしています。