2018地形学野外実験A



11/29-12/2に新島・大島巡検(地形学野外実験A)を行いました.
地球学類の2年生30名が参加しました.
今回はドローンの空撮画像を入れています.ぜひご覧ください.

11/30は新島を歩いて回ります.

これから奥に見える向山を登ります.



採石場跡からドローンで空撮を行いました.
沖には離れ島があります.トンボロも形成されていますね.



向山南端からの眺めです.島本体(手前)の海食崖は縞模様ですが,写真中央の離れ島には縞模様がありません.なぜでしょう?

 
向山を降りて羽伏浦海岸に着きました.火山活動で噴出したベースサージ堆積物が海食崖を形成しています.海食崖の侵食速度や,他の海岸地形についても学びました.

宿に戻ってからは勉強会です.地形図を見ながら新島の形成過程を解き明かしていきます.

12/1からは大島巡検です.
観光地でもある地層切断面を見学しました.その模様から「バウムクーヘン」とも呼ばれています.くねくねの縞模様に皆さん興味津々です.

大島の生みの親,三原山に登りました.広大なカルデラ内部を延々と歩きます.


三原山を下る途中で,201610月の台風により発生した土石流跡地を見学しました.現在でも爪痕がくっきりと残っています.

終始天候に恵まれ,充実した巡検となりました.
皆さん,お疲れ様でした!