2019年度地形学野外実験A 伊豆巡検

91720日に、地形学野外実験Aを実施しました。
今回は伊豆半島で海岸地形と火山地形を学びます。

野外実習前半では海岸地形について学びます。
石が集まってできた海岸(礫浜)に来ました。
陸側には、海風で運ばれた細かい砂が堆積して丘のようになっています。
奧にはトンボロ(陸繋砂州)が見えます。
なぜこのような地形ができたのか,学生の皆さんが真剣に考えています。

波の侵食作用により、岩石は少しずつ削れていきます。波の侵食力が強かったり、岩が削れやすいところでは、トンネル状の地形(海食洞)ができることがあります。

実習後半では火山地形を見るために、大室山と城ヶ崎海岸に向かいました。

伊豆半島の成り立ちには火山活動が強く関わっています。
大室山から見える火山群や城ヶ崎海岸の形状に着目することで、溶岩の粘り気や流動範囲などを推定できます。

皆さんお疲れ様でした!
次の野外実習もお楽しみに・・・