11月25日~27日に地形学野外実験Aが行われ、地球学類2年生13名が参加しました。 今回は福島県と栃木県の多数のジオサイトをバスでめぐり,様々なタイプの凹み地形について学びました。
初日には、いわきの岩石海岸や阿武隈のカルスト台地、郡山の丘陵の凹み地形を観察しました。 あぶくま洞では、石灰岩地域に特有な地形である鍾乳洞や鍾乳石がみられます。
2日目には、
磐梯山の山体崩壊によるカルデラ(悪天候のため見えませんでしたが)と流れ山、南会津の中山風穴と塔のへつり(ノッチ)を見学しました。 中山風穴付近では、風穴の仕組みについてアイデアを出して皆で考えました。3日目には、鬼怒川の龍王峡や日光・華厳の滝、大谷観音と資料館を巡りました。 龍王峡では峡谷の形や露岩の観察を通して、河川の侵食作用を学びました。
残念ながら天気には恵まれませんでしたが、コロナ禍で制限の多い中、宿泊を伴う長距離のバス巡検で、充実した時間を過ごせたのではないでしょうか。
お疲れ様でした!
文・写真:TA(篠原)