新着論文:近似円錐面を用いた土石流扇状地上の微地形の可視化

矢澤さん(2022年卒業)の卒業論文をベースとした論文が、地形に掲載されました。

矢澤優菜・小倉拓郎・原田駿介八反地 剛・田中 靖・土志田正二(2023)近似円錐面を用いた土石流扇状地上の微地形の可視化.地形, 44-2, 61-70.

GISを用いて扇状地の縦断面形から近似的に作成した円錐に近い地形面を利用した簡便な計算に基づき、人工改変された土石流扇状地上の微地形を可視化する手法を提案したものです。この手法を用いることによって、凹凸が小さい地形を判読しやすくなります。被災危険性の高い場所を抽出する上でも有用になる可能性があります。