地形学野外実験B(3年生対象)を、2023年9月24日(日)〜26日(火)に開講しました(担当:八反地)。その様子の一部を写真でご紹介します。
初日は山口県防府市の花崗岩山地を訪問しました。
2009年に崩れた斜面は現在どうなっているのだろうか...
山へ登り、花崗岩の節理を観察しました。
一部の尾根では植生が薄く、過去の人間の影響が残っています。
他の山との違いを感じます。
2日目には、秋吉台でカルスト地形を観察しました。
石灰岩の溶食によって生じた溝を観察しました。
秋芳洞(鍾乳洞)を見学しました。
3日目には防府市で、土石流が発生した当時の状況を推定しながら歩きました。
この記事では現地の様子のみ紹介しましたが、この授業(地形学野外実験B)では、受講者が関連する論文を調べて資料を作成し、現地で解説、現地討論を行う、アクティブラーニング形式により実施しています。
2024年度は宮城県仙台市・丸森町での巡検を予定しています。
文責:八反地・梶田