2025年度 地形学野外実験A

2年生対象の野外実験,地球学類生の半数近くが参加しました。
今年の行き先は伊豆半島東部,主なテーマは海岸地形です。

砂浜に見られる地形について勉強中。

天井が崩落した海蝕洞です。
よく観察して,どういう地質構造に沿って侵食が進んだのか考えます。

最終日,スコリア丘の大室山に上がります。
海岸の崖をつくる溶岩流がどのように流れたか、地形図と上からの景色を照らし合わせて確認しています。
天気に恵まれ,海岸地形を堪能できたことかと思います。
3年生になったら次は山かもしれません(未定です)。

2025年度 地形学野外実験B

2025年,3年生対象の野外実験は
前半「河川地形や斜面地形と地形災害」@琵琶湖左岸
後半「氷河・周氷河地形と変動地形」@伊那谷

事前学習として様々な課題論文を読んだのち,現地を巡りました。

そのときの写真を1枚のみ。
眼下の伊那谷の天気はそれほど悪くなかったようですが,このとき訪れていた木曽山脈稜線はあいにく暴風,霧の中,これは一瞬の晴れ間の写真です。
修行のような1日となり,参加者は少し逞しくなったかもしれません??

2024年度 地形学野外実験A

 11/5@大学(事前学習),11/28~30@三島~田方平野~伊豆東部火山群
2年生を中心に21名が参加しました。

河床の構成物を観察。三島は富士山の火山活動によってあちこちに岩が露出している面白い街です。

三島のあとは沼津に移動。翌日遡る狩野川の河口の地形を観察したあと少し歩いて浜へ。足下は小石,さっきと粒径が違いますよね。何ででしょう?
ここで初日は解散,おいしい魚のある沼津漁港周りで遊ぶのもどうぞご自由に。

2日目は田方平野を上流へと向かいながら狩野川の河川地形を観察していきます。朝に見た蛇行河川から扇状地河川になりました。後ろの山も特徴的,見所がたくさんあります。

最後に山の中の川も見てみましょう。天城火山の山腹になります。

表層にあったこれは何かな?

3日目,大室山周辺で火山地形を見学。
快晴ですが昨年度同様に強風でリフト運休。今年はそれも想定内で見るところを見て解散しました。
力作のレポートがいくつもあって引率した甲斐ありでした!

2023年度 地形学野外実験A

11/6@大学(事前学習),11/28@伊豆東部火山群,2/7-8@伊豆大島
2年生を中心に25名が参加しました。

まずは,溶岩の断面を観察中。
快晴ですが強風,このあと写真の溶岩の噴出元にある大室山に行きましたが,火口へ登るリフトは風のため運休。コロナ禍前はほぼ2年に一度,野外実験で訪れていましたが,運休は初体験です。さらに翌日,熱海から大島へ渡る予定でしたが,この日,強風で伊豆諸島航路は軒並み欠航。翌日・翌々日の欠航可能性大と船会社から連絡を受け,このときの大島は延期になりました。

2月7日,大島再チャレンジ・・のはずが,今度は早朝つくばからの鉄道が車両基地停電といった理由で運休。振替輸送では朝の船に間に合わず,午後便で大島へ。
天気に恵まれず行程を短縮することはありますが,他のケースは珍しいです。

大島2日目,やや足早に島を巡りました。
写真は火砕物の露頭観察。まずは各自スケッチをしてもらいます。


海岸で別の露頭を観察。他で見てきた露頭と何が違うか観察して,ということでTAさんにはヘルメットを被らせてスケールになってもらいます。
幸い,この日は波が穏やかで元町港出港だったので,少しだけ時間を稼げました。こんな年もあるんですね。

2023年度地形学野外実験B(山口県防府市・美祢市秋吉台)

 地形学野外実験B(3年生対象)を、2023年9月24日(日)〜26日(火)に開講しました(担当:八反地)。その様子の一部を写真でご紹介します。

初日は山口県防府市の花崗岩山地を訪問しました。
2009年に崩れた斜面は現在どうなっているのだろうか...

山へ登り、花崗岩の節理を観察しました。

一部の尾根では植生が薄く、過去の人間の影響が残っています。
他の山との違いを感じます。

2日目には、秋吉台でカルスト地形を観察しました。

石灰岩の溶食によって生じた溝を観察しました。

秋芳洞(鍾乳洞)を見学しました。

3日目には防府市で、土石流が発生した当時の状況を推定しながら歩きました。

 この記事では現地の様子のみ紹介しましたが、この授業(地形学野外実験B)では、受講者が関連する論文を調べて資料を作成し、現地で解説、現地討論を行う、アクティブラーニング形式により実施しています。
 2024年度は宮城県仙台市・丸森町での巡検を予定しています。

文責:八反地・梶田

地形学野外実験Ⅱ:日原鍾乳洞

 大学院生向けの科目「地形学野外実験Ⅱ」の一環で、奥多摩にある日原鍾乳洞へ見学に行きました。本年度よりスタッフの小倉が日原鍾乳洞において人文地理学・環境影響評価の研究者と共同研究を始めることもあり、今回は洞内や周辺集落の散策を行いました。
 当日は、院生・学類生が参加し、日原鍾乳洞の特徴的な地形(ノッチ、鍾乳石)の観察をはじめとした地形学的な視点から、洞内のCO2環境モニタリング、環境保全と観光との両立に関わる考察など、人文地理や環境影響評価の視点からも鍾乳洞をみつめてもらいました。


2年生向け主専攻説明会

本日2月18日(金)3・4限、地球学類2年生を対象に主専攻説明会が開催されます。地形学分野で卒業研究を行うための必要要件や本日の発表資料等は、Teams・主専攻説明会のチームにアップロードされています。教員・学生院生の研究や教育活動についてもっと詳しく知りたい方は、地形学分野ウェブサイトをご覧ください!お待ちしております!!


横浜市立千秀小学校特別授業・田谷の里山・洞窟調査

2022年1月18日(火)、横浜市立千秀小学校6年生の総合的な学習の時間で、スタッフの小倉が特別授業を行いました。「デジタル地図を使ってみよう!」というタイトルで、小学校校区をGISを用いて読み解いてみようという意図の実習です。地形分野の学生もアシスタントとして参加しました。

座学で地図ってそもそも何なのか?
そのうえでGISを用いた地図について解説中。

今年度よりGIGAスクール構想がはじまり、児童全員にタブレットが配布されています。
タブレットを使って休み時間もレイヤをパチパチ切り替えて…
田谷地域周辺の地形を観察してもらいました。

午後は次年度の卒論執筆に向けて3年生が田谷の洞窟の調査。
まずは風化・劣化箇所を観察。

洞窟の上の里山も観察。スタートダッシュをかけていきました!

2021年度 地形学野外実験A(九十九里・銚子)

新型コロナの影響でしばらく延期をしていた地形学野外実験A(2年生対象)を、11月26日(金)・29日(月)・30日(火)に開講いたしました(担当:関口・小倉)。その様子の一部を写真で振り返ります。

九十九里浜の堆積域。波による地形を観察。

穴を掘ってみて、堆積構造を観察。

昼食休憩時に空撮。浜堤列平野と集落が綺麗に見えました。

九十九里海岸で最も侵食されている箇所を見学。

屛風ヶ浦へ・・・

九十九里浜への土砂供給源。
地質による選択侵食や風化の様子をさわって感じる。


30日(小倉担当分)はSfM写真測量実習を大学で。
各々が好きな対象物を3Dモデリングし、測量に関する技術を身に着けてもらいました。
iPhone LiDARで取得した教室の様子


田谷の洞窟 訪問

大学院生の科目「地形学野外実験Ⅰ」の一環で、横浜市田谷の洞窟へ見学に行きました。
当日は、院生・学類生が参加し、田谷の洞窟の歴史・保存活動について見学・議論しました。
田谷の洞窟保存実行委員会の田村裕彦さんをはじめ、筑波大地形OGの小口千明先生・宋 苑瑞先生も参加し、洞内レリーフの劣化や崩落・風化の様子を見学しました。


田谷では、本分野スタッフの小倉が、田谷の洞窟や周辺環境を題材とした環境教育や、洞内レリーフの三次元計測等で保存活動に参画しています。
参考①:田谷の洞窟保存実行委員会ホームページ
参考②:地形鮮明化プロジェクトブログ


※洞内は撮影禁止ですが、研究活動のために特別に管理者から写真撮影の許可をいただいております。

2020年度地形学野外実験A 福島・栃木の凹み地形

11月25日~27日に地形学野外実験Aが行われ、地球学類2年生13名が参加しました。 今回は福島県と栃木県の多数のジオサイトをバスでめぐり,様々なタイプの凹み地形について学びました。 

  初日には、いわきの岩石海岸や阿武隈のカルスト台地、郡山の丘陵の凹み地形を観察しました。 あぶくま洞では、石灰岩地域に特有な地形である鍾乳洞や鍾乳石がみられます。 

  2日目には、

2019年度地形学野外実験A 伊豆巡検

9月17〜20日に、地形学野外実験Aを実施しました。
今回は伊豆半島で海岸地形と火山地形を学びます。

野外実習前半では海岸地形について学びます。
石が集まってできた海岸(礫浜)に来ました。
陸側には、海風で運ばれた細かい砂が堆積して丘のようになっています。
奧にはトンボロ(陸繋砂州)が見えます。
なぜこのような地形ができたのか,学生の皆さんが真剣に考えています。

スイス巡検2019

今年もスイス巡検(地形学野外実験B)が行われ,地球学類3年生15名と大学院生3名が参加しました。今年の日程は7/22~7/27でした。


地形学野外実験Bをスイスで実施するのは,2019年度が最後となります。
次年度からは国内で開催されます。

最後のレポートは例年以上に力作が多かったと思います!

2018地形学野外実験A



11/29-12/2に新島・大島巡検(地形学野外実験A)を行いました.
地球学類の2年生30名が参加しました.
今回はドローンの空撮画像を入れています.ぜひご覧ください.

苗場山・津南ミニ巡検

8/7-9に苗場山麓ジオパーク一帯で2泊3日のミニ巡検をしました。
参加者は教員2名,地球学類生5名です。

天気予報は芳しくありませんでしたが,一番眺めのよい苗場山ではご覧の天気。

スイス巡検2018

今年もスイス巡検(地形学野外実験B)が行われ,地球学類3年生10名と大学院生1名が参加しました。今年の日程は7/23~7/28でした。

伊豆巡検 2017

9/21〜24の4日間,地形学野外実験Aとして下田および城ヶ崎周辺で巡検を行いました。
テーマは海岸地形と火山地形です。

岩石海岸の地形(海食崖と波食棚)を実感中。

フィールド安全管理学

8/28~30に,山岳科学学位プログラム開設の野外救急法に関する集中講義が行われました。
講師は,本学の体育科学の博士号をお持ちの岡村泰斗先生です。


地形分野スタッフの池田が世話人を務めましたので,ここに報告します。

スイス巡検2017


恒例のスイス巡検(地形学野外実験B)が7/22~7/27に行われ,地球学類3年生12名と大学院生1名が参加しました。
温暖化で氷河末端は猛烈に後退していますが

地形学演習A

7月13日の地形ゼミでは,研究室を訪れてきてくれた3人の博士課程院生に,それぞれの研究を紹介してもらいました。 

Sarah Strand さん(スバルバール大学・ノルウェー) 
“Permafrost changes in Svalbard and the surrounding Nordic region”

Graham Gilbert さん(スバルバール大学・ノルウェー) 
“The role of permafrost and ground ice in Arctic slope processes”

渡壁卓磨さん(京都大) 
「花崗岩および接触変成岩を基盤とする山地における差別削剥地形の発達過程」

みなさん,ありがとうございます!